今回は十賢者カイムについて、その使い方解説記事になります。
こんなお悩みありませんか?
- カイムが強いって聞くけどなにが強いの?
- 土属性を強化するなら取得優先したほうがいい?
- カイムはどういうところで使うの?
本記事はこんな感じの疑問に回答していく記事になっています。
土属性強化に向けてカイムの取得を目指している方は多いと思います。
カイムは十賢者の中でもトップクラスに優秀なキャラであり、その評判を裏切らない非常に強力な能力を秘めています。
取得するだけで世界が変わる、そんなカイムについて解説していきますので最後までお付き合いください。
Contents
十賢者カイムの使い方は?
カイムの使用方法は実にシンプルです。
どんな編成でもサブに加入させておけばOK
同じ武器を装備しない
この2点さえ守ればOKです。
戦闘の種類やキャラの有無にかかわらずサブメンバーとして常に加入させておく。これだけで、カイムの最大のメリットである逆位置効果が常時発揮されます。
水着やリミテッドなどの限定キャラも不要です。完全無課金でもカイムの能力は100%発揮されます。
とある条件さえ満たせば、どんなプレイヤーにも恩恵があるのがカイムの特徴です。
カイムを加入させたけどよくわからないという方は、まずサブメンバーにカイムを入れておきましょう。
十賢者カイムの強さを徹底解説
ここからはカイムの強さを構成しているアビリティや奥義について解説していきます。
まず先取りしてこのアビリティから。
このアビリティがカイムのすべてといっても過言ではありません。
土属性がハイランダー編成中心となる理由もこのサポアビのためにあります。
これがカイムの強さです
- 攻撃20%アップ(別枠乗算・久遠枠)
- 防御力50%アップ
- ダメージ上限10%アップ
上記の条件(装備している武器がすべて異なるとき)を満たすと、以上のバフがパーティー全体(消去不可)に付与されます。
これこそが十賢者カイムが取得優先度上位にいる理由です。
ゆえにカイムは『11番目の武器』と評されるほどで今も土属性の根幹を支えているのです。
編成例としてはこのような形になります。
しかし、
- 終末5凸がないと意味がないんじゃないか
- 支配の天秤がそもそも入手できていないから真似できない
という疑問や不安感がある人もいるかもしれません。
しかし、カイムのメリットというのは火力に限定したものではないのです。
これについて解説するまえに、まずはカイムの逆位置効果について少し補足をしていきましょう。
カイムの強さは防御力の高さです
装備がすべて異なるというのは装備そのものが同一でなければ大丈夫です。
上の画像では『格闘』『杖』『楽器』種の武器がそれぞれ重複していますが、武器そのものが異なるためカイムのサポアビは問題なく発動します。
ハイランダー編成にとって必須武器とも言われる『支配の天秤』についてですが、カイム編成にとってはこの支配の天秤が必須とならないパターンが存在します。
上記は支配の天秤を抜いたものですが、この状態であってもカイムのサポアビは発動します。
支配の天秤によるダメージ上限上昇の恩恵こそなくなりますが、それでもカイムによる攻防アップとダメ上限は適応されるのです。
こんな編成に使い道はあるのか、と思ってしまいますが、使い道は確実にあります。
- ルシやバブHL、古戦場150HELLなどのそもそも上限に到達しにくいマルチバトル
- 月末開催のストイベVHやEX周回など、ダメージそのものを上げたいとき
こういった場合のときは、あえて天秤を外すという選択肢も土属性では可能になります。
他属性においてのハイランダー編成は、そのメリットを活かすために武器そのものに渾身や攻刃などの強力なスキルを必要とします。
ですが土属性の場合はこういったハイランダー編成のデメリットがカイムによって緩和されるのです。
土属性では神石とマグナ編成にあまり差がないと言われることがありますが、それこそがカイムによる防御アップの恩恵と言っても差し支えないでしょう。
カイムのアビリティについて
ではここからは、カイムの全アビリティについて解説していきます。どれもユニークな性能を持ったアビリティばかりですのでそれぞれ詳しく書いていきますね。
サポアビ
ワイルドカード
オメガ武器やバハムート武器、コスモス武器といった種族や得意武器によって効果が発揮されるようなスキルがありますが、カイムはそのすべての対象となります。
このスキルはハウンドドッグがもつ『タイムオンターゲット』のような『銃』得意キャラ縛りには適応されませんのでこの点には注意が必要です。
そのためストイベ周回に用いられるTOT編成にはあえてカイムを採用しないという選択もあります。
刑死者の逆位置
上述した通り、これがカイムが強いと言われる代表的なアビリティです。
火力アップもさることながら、最も影響が多いのは防御面の恒常だと感じています。防御50%アップですから、常に約33%のダメージカットが働いていると考えてください。
これにより、マグナ編成であっても堅守に近いスキルを得ることができ、各種高難易度マルチへ挑戦することやクリアを目指すことも十分に可能です。
やりたいことの幅が広がるような、そんな恩恵のあるサポアビとなっています。
愚者の正位置
こちらはサブからフロントに登場したときに発動するアビリティです。
このトランプマークを意識した各種ランクですが、もともとは高頻度に特定アビリティを発動させて高めていくものです。それをフロントに現れた段階である程度のランクが自動的に付与されるというものとなっています。
こちらについては下記にある『ブランクフェイス』の項目にて詳細に解説をしております。
奥義効果
追加ダメージや自身の強化というものではないのですが強力な奥義効果です。
カイムの特徴の1つである3アビを高頻度に発動するためのトリガーとなっており、これによってカイムの強化を少ないターンで行うことができ、また戦闘中での回復や妨害にも活かすことができます。
すでに3アビの変化が起こっていた場合に奥義を放ってしまうと、変化前の3アビが発動前であったとしてもブランクフェイスに戻ってしまう、という欠点にだけは注意が必要です。
アビリティ
ここからはカイムのアビリティについての解説となります。一癖あるものばかりですが、それらを活かしたときの爆発力はポテンシャルを秘めています。
1アビ ダブルディール
こちらのアビリティが発動後、他の土属性キャラがそれぞれ最初に使ったアビリティを再発動させるといったスキルとなります。
よく使われる場面としては、カイム2アビの再発動などがあります。
2アビ ビギニング・オブ・ジョーカー
上述した2アビがこちらになります。
1回目はアビリティのコピー、そして2回目が下記のエンド・オブ・ジョーカーとなります。
コピー性能の詳細についてはこのような縛りがありますね。
キャラ固有のものはだいたいがコピー不可のため、主要な使い方としてはサラーサの3アビグラウンドゼロのコピーは日々の周回でよく用いられていました。
エンドオブジョーカー
- 攻撃アップ(30%)
- 防御アップ
- TA率(20%)アップ
- バリア(耐久値2000)
- 活性(500回復/回復しないとき奥義ゲージ10%)
- 高揚(奥義ゲージ15%)
- テンションアップ(1~4でランダム)
- マウント1回(永続)
- ダメージ上限(10%)アップ
さきほどの1アビ『ダブルディール』を用いて、このスキル効果を短期間で得られる、というのがこのアビリティの強みでしょう。
ダブルディール発動からビギニングオブジョーカー、そしてエンドオブジョーカーにつなげるといった動きが強力です。上記のバフが一気に味方全体に配られるのですからその恩恵は絶大です。
ただし現状ではあまり使用頻度は高くないというのが現実です。
理由としては単純で、カイムを表に出すという機会がそもそもないことが多いからでしょう。
しかし最近この評価に動きがあるような気配がしています。
注目すべきなのは本来の2アビ、つまりは変化前のコピー性能にあります。
もともとコピー技というのは強烈な動きを実践できる可能性を常に秘めています。強いキャラの実装やキャラ調整によって、一気に化ける可能性を持っているのです。
3アビ ブランクフェイス
このままでは使用することができない特殊なアビリティとなります。
この表記状態でカイムを含めたメンバーが最初に使用したアビリティの種類によって、このアビリティは以下のように変化します。
使用するたびにランクが上昇し、J→Q→K→Aという順で変化。Aが最大値となります。
スペードトリック
攻撃アビリティによって変化するのがこちらのアビリティ。イングヴェイの2アビやダーント&フライハイトの3アビと同じ構成です。
比較的変化する頻度が高いアビリティで自然と変化しやすいものとなっています。
理由としてはサラーサやロベリアの全アビリティ、マキラの2アビなど、スタメンに入りやすいキャラには攻撃アビリティが豊富に備わっているからですね。
慧眼効果はカイムの攻撃が敵の弱点属性になるというもので、最近の流行を先取りしているものとなっています。対象となるのはカイムのみであるため、サンダルフォンのような属性変換とはやや趣が異なるものの、これによって逆位置効果が消失したカイムでもそれなりの火力を出せるようになっています。
連撃率を補助できないため実際の運用ではSAに留まることが多いのがネックといったところでしょうか。
ハートトリック
回復アビリティによって変化するアビリティです。現時点で土属性で積極的に用いられる回復アビリティはマキラ4アビくらいのもので、実質主人公のジョブやアビリティによって意図的に変化させるものという想定。
フルオートでも回復アビリティは使用しないため、ほぼ手動専用のアビリティとなっています。ドクターの1アビやクリアオールなどが選択対象としてよく選ばれる傾向にありますね。
ダイヤトリック
強化系アビリティからの派生のためこちらも変化頻度が高いです。フルオート運用の場合はまずこちらに変化することが大半でしょう。
奥義ゲージアップそのものは奥義を有効活用できるキャラが出そろっていないことから、あくまでおまけ程度という理解で問題ありません。
主役は同時に付与される変転効果で、カイムが受けるダメージをすべて水属性に変換する、というものです。これは無属性の敵にも有効で、防御アップと組み合わせることでカイム自身の耐久力を飛躍的に高めることが可能となっています。
属性ダメージカット時にはカイムのみ水属性となるため、カットする属性には注意が必要ですね。
クラブトリック
弱体効果アビリティによる変化するアビリティ。フルオートの場合はまず狙っての発動は不可能なので、こちらも手動向けのアビリティとなっています。
こちらも回復アビリティと同様に主人公のアビリティによって意図的に変化させる必要があり、代表的なものとしてはミゼラブルミストといった弱体系アビリティ、ジョブでいえばロビンフッドのアクロバットヴォレイが挙げられます。
相性が良いとされるのはCT3と高頻度で打てるトレハン。高難易度のボスではこちらでカイムによる累積デバフとスロウを担うことがあります。CTが3と非常に短く、カイムの3アビとのかみ合わせがよいとされていますね。
実際、カイムはどこで使える?
長々と解説してきましたが、では実際のところカイムは古戦場でどのように使用されるのかを予想してみます。
結論としては、
カイムはすべての編成のサブに入る
やはり現状ではこうなります。
現状カイムを外すデメリットが上回っており、マグナ神石ともにカイムありきの編成になっています。
まとめ
以上をまとめますと、
- カイムはサブ運用が基本。取得できたらどんな編成のサブにも入ります
- フロントにおいてもカイムのアビリティは面白い。新しい可能性につながるかも
- 神石・マグナともに恩恵大。防御アップ効果で高難易度も安定感が
古戦場までまだまだ時間があります。カイムをもし取得させたいという人がいれば、まだまだ間に合いますので頑張ってください。
土古戦場頑張りたいという人の参考になれば幸いです。