今回は六龍討伐戦「碧」を無課金マグナ編成で攻略・解説する記事となっております。
土属性で挑むボスになるのですが、土属性はよく限定キャラが強く、恒常が弱いといういわれ方をすることがあります。
たしかに今回のワムデュスにいたっても、最適といわれるキャラが限定キャラに多くかたよっていることは事実です。
土属性って今でも限定キャラが強いんじゃないの?
恒常でもワムデュスに強いキャラいる?
特定のキャラがいないんだけど代用のキャラとかいる?
本シリーズではあえてテンプレな攻略に乗っからず、恒常&無課金マグナ編成でどこまでやれるかに挑戦している記事となります。
結論として、
この2パターンで攻略することができました。
本記事では、
- 土属性恒常キャラが抱えている問題とは
- ワムデュスの行動から適性キャラを選んでいく過程
- キャラ相性の良さで下位互換とは思えない編成を生み出せる
こういった点もあわせてわかるような攻略記事となっております。
ちなみに筆者はRank300の土属性をこよなく愛する騎空士でして、
こんなことをしてしまうくらいに土属性が大好きです。
そんな筆者がワムデュスを無課金マグナでことごとく攻略していこうと思います。
Contents
【忙しい人向け】六龍討伐戦「碧」を超理想マグナ編成で攻略
はい、というわけでほぼほぼ理想編成のようなものがこちらになります。
- マキラ・ゴブロ・カイム・レナによる鉄壁の防御性能(すべて消去不可)
- マキラの自動マウントやオールポーション生成による安定性
- レナ本人が麻痺や衰弱となっても自動発動するクリアオール
- 1アビによって40%以降の苛烈な攻撃をすべて受け流すゴブロ
- マウント&ブロック効果によりデバフから身を守るレリックバスター
理想編成をみて筆者が思うこと
この編成の要は水着ブローディアです。
水着ゴブロの1アビこそが特効と思われがちですが、筆者はそうは思いません。真の特効は2アビであると考えているからです。
水着ゴブロの強みは1アビ以外に長期戦におけるパーティー全体への累積防御バフがあり、これをマキラとカイムたちと組み合わせることで、鉄壁の防御力を生み出すことにあります。
古戦場や高難易度においてマグナが強いとされているのは他属性にはないこの防御性能があるからです。
デバフやその他に必要なアビリティを主人公以外で持ち合わせているため、主人公への負担も少なく、より火力を意識したジョブに変更することも強みの1つです。
実際に攻略した際はトリガーをすべてガードで安全にすり抜け、40%でゴブロの1アビを切ってボスを倒しました。その間にかかったデバフはほとんどありません。だいたい5分かからずに討伐できます。
しかし、ここまではあくまで準備運動です。
しっかりと考えないといけないのは次からですね。
【本編】六龍討伐戦「碧」を無課金マグナ編成で攻略
結論からいうと、ワムデュスは強いです。なぜかといいますと、
- ワムデュスに有効なアビリティを土の恒常キャラはあまり持っていない
- 欲しいなと思う有利なアビリティはだいたい限定キャラが持っている
- 足りない分は主人公でカバーしなければいけない
- キャラ1人ではどうにもならない。勝つならキャラとキャラの総合力で
このように課題は山積みです。
くわえて相手は六龍ですので火力も相当なものです。攻防デバフもしっかり整えなければなりません。
なぜこのように感じてしまったのか。その根拠を下で解説しています。
六龍「碧」を徹底解剖。ワムデュスが強い理由
ワムデュスの行動パターンから、以下の結論が出ました。
- グラビティはほぼ必須
- ヴェゼルフォールへの対抗手段はない。ゆえにディスペル1枚も必須
- 多段攻撃はかばう行動で対処可能だがマウントの必要性あり
- 終盤の猛毒効果を食らったら即壊滅。緊急用のクリアも必要
こちらの結論の根拠について少しずつ深掘りしていきます。
まずワムデュスの特徴ですが、
~41%まで 通常攻撃がランダムを対象に5ヒット
40%~ 攻撃力上昇でランダム対象に2ヒット
というように攻撃対象が単体ではありません。
ここでまず、
幻影は効果を発揮しない。かばうや敵対心UPは有効
ということがわかります。
ヴェゼルフォールの対処をあきらめる理由
ワムデュスとの戦闘でもっとも高い頻度で発生するトリガーがこのヴェゼルフォールです。
高揚効果:CT上昇率が増加する状態(1TでCTが2増える)
- 対象が全体攻撃のため通常のかばうでは対処できない
- 対応策は属性ダメージカットを用いるかガードのみ
- 高揚効果の付与を止められないため次ターンでのディスペルが必要
- グラビティ・スロウでの遅延も効果あり
高揚効果が持続する限り、後述する他のトリガー技が毎ターンのように飛んでくるため、こちらをどのように解除、もしくは遅延していくかが対ワムデュス戦における課題となります。
トリガーによるデバフ付与が強烈
こちらはHP40 %時に発動されるトリガーです。こちらはランダム対象のため、かばうで対象を固定化することができます。
問題は猛毒効果によるHP割合分の無属性ダメージです。
最大強化された猛毒を食らえば最大HPの25%ものダメージを負います。
強化トリガーとなるイノセントドレインも衰弱効果。
通常のCT技も恐怖効果とやっかいなデバフに溢れています。
HPトリガーはCTを消費しない
最近の高難易度戦ではもはや当たり前となっていますが、HPトリガーが発動した際にはもともと溜まっていたCTは消費されません。
◆◆HPトリガー発動 ⇒ ◆◆通常CT技発動 ⇒ ◇◇
下記のエリアではこういったケースが起こることがあり、デバフを完封する立ち回りもなかなか難しいことがわかります。
HP90%・HP55%:ヒドロゾア
HP75%:ヴォーテクスコア
HP40%:イノセントアトラクター
HP15%:ヴォーテクスカルネル
以上をまとめると、
- 高揚効果解除のためのディスペル
- 遅延効果のあるグラビティ・スロウ
- デバフを解除・無効化するクリア&マウント
- ランダム対象の攻撃に対してはかばうが有効
ワムデュスに対してはこのようなアビリティが有効であるという結論がでました。
というわけで、いよいよメンバー選定にとりかかります。
足りない部分はみんなで補え。最高の攻略メンバーが生まれた理由
そして攻略に成功した編成がこの2パターンです。
召喚石は両パターンともこれで固定化しています。
- ハングドマン:クリア効果目的。対処できなかったデバフ用に
- 水カーバンクル:リキャストごとに雑に使える枠
- 黒麒麟:40%時のデバフ再付与目的
- プロト・ジョヤ:CT吸収効果。何気にMVP級の活躍
ユグドラシルのみ両面とも5凸での挑戦でした。こちらに関しては申し訳ありません
結果的にどうしてこのメンバーになったのか、それぞれを詳しく解説していきます。
ロビンフッド:デバフ特化編成
ポイント
- 主人公以外で攻防両面を下限まで落とす編成
- メデューサの刻印効果によりさらにダメージを軽減
- アルルメイヤのランダムバフと高頻度のマウント・スロウによる補助
- カリオストロ・アルルメイヤによる連撃率補助でトリガーが解除可能に
- 不足しているディスペル・グラビティ枠は主人公に一任する
カリオストロ
強いところ
- 計35%の防御デバフ
- 両面技巧マグナとの相性の良さ
- 後述するメデューサとの刻印効果による相性が抜群
- クリアオール搭載型の高い全体HP回復(約6000)
メデューサ
強いところ
- 攻防デバフに加えて属性ダメージカットまで備えている
- 刻印消費型バフにて追撃効果、これによりトリガーが解除可能に
- カリオストロによる刻印供給でスロウの命中率が向上
- サポアビによりさらに水属性ダメージ軽減(最大20%)
アルルメイヤ
強いところ
- 高頻度のマウント・スロウ持ち
- 1アビの攻撃デバフにより敵の火力が下限まで落ちる
- 事象投影による連撃補助(運要素あり)
総括
- 敵の攻防を限界まで下げるとともにパーティーでの防御力を高めた守りの編成
- ロビンフッドのアビリティで計12回の攻撃回数を稼げる
- スロウ計4枚の盤石編成。高揚効果が残っていても敵CTを減らすことができた
- マウント1枚、クリアオール計2枚でデバフはほとんど回避できた
敵の攻撃バフが残った状態でこのダメージで済んでいるという圧倒的な防御力が印象的でした
ランバージャック:堅守・回復編成
ポイント
- 主人公が弱体とマウントを受け持つ編成
- バアルのセッション効果・共鳴増幅、サラのかばう効果にて防御面をカバー
- 1年生は欲しいアビリティをすべて持っていた
- トリガー解除は不可能。主人公と1年生による高頻度の回復で耐える
- スロウがないためプロト・ジョヤがMVP級の働きを見せた
バアル
強いところ
- セッション効果により選択キャラへ攻防バフがつく(防御100%上昇)
- チェインバーストにより共鳴増幅効果でパーティー全体が強化(ブロック性能)
- 攻防累積デバフ、ディスペルも搭載しているため高難易度向け
サラ
強いところ
- 対象が単体、ランダムのときにかばうが有効
- 1・3アビを併用することでガード機能とほぼ同じ性能に
- 2アビの50%ダメージカットは雑に打てるため選択肢が広がる
- 敵の攻撃が多段のためほぼほぼマウント効果が発動する
- 被ダメによりサラ自身も強化されるため、火力にも貢献してくれた
1年生
強いところ
- グラビティ・HP回復・クリアオール所持済み
- 奥義や4アビにもHP回復効果があり長期戦向け
- 効果量・効果時間がネックだが、それよりも主人公への負担が下がる恩恵が強い
総括
- スロウがないためにトリガーは素受けするしかない
- 主人公は奥義や木もれ日で回復やクリア、マウントを担う
- 困ったときはサラや水カーバンクルがなんとかしてくれる
- バアルの防御アップが安定感を生み出していた。チェンバを必ず狙うこと
- どうしてもというところはプロト・ジョヤによるCT吸収が輝いた
挑戦して思ったこと
- トリガー解除のための条件が少なく活躍しそうなキャラがあまり活躍できなかった
- 防御よりも攻撃力を下限にする恩恵を強く感じた
- 敵の行動から必要なアビリティを逆算してキャラを選抜する流れが楽しかった
以上の点を感じました。
ソリッズやラムレッダなど強そうなキャラは他にいるのですが、シングル戦においてはトリガー解除に条件がなく、意外にやることがないことが多かったです。
また攻撃力が高すぎる相手の攻撃を下げるという意識が強くなりました。防御デバフに目が行きがちですが、攻撃デバフがどこまであるのかという点は注目していましたね。
そういう意味ではアルルメイヤやバアルは非常に頼りになりました。
最後に
というわけで、無課金・恒常キャラでのワムデュス攻略戦でした。
あえて理想編成を使わずに、よく言われる下位互換を使っての攻略でしたが、なかなか考えることが多く、そして噛みあったときの強さを大きく感じることができました。
思わぬキャラが組み合わせによって輝いた、という良い例を示せたかと思います。
他属性の六龍でも同様の試みをしていますので、もし興味があれば他の攻略も参考にしてみてください。
それでは次の記事でお会いしましょう。おつかれさまでした。