今回はシングルバトル六龍討伐戦「翠」を無課金マグナ編成で攻略する記事となります。
マグナ2コンテンツから次のステージとして用意された六龍討伐戦ですが、そこから先の進め方やとびぬけた敵の強さにしり込みすることはないでしょうか?
・六龍に参加したことがないから怖い
・火の恒常キャラの強いところがあまりわからない
・イーウィヤやるならドラポンがいいってどういうこと?
シングルバトル六龍討伐戦は、普段日課としてこなしているマグナ2とは異なり、はっきりと高難易度と呼べるコンテンツです。
今回ご紹介するイーウィヤはその中でも強力な部類に入り、個人的な筆者の感想にはなりますが六龍最強といってもさしつかえないでしょう。
ポイント
- 六龍戦に挑む前の心得がわかる
- 対イーウィヤにおける特徴・対策がわかる
- 敵の特徴に合わせたキャラの選定の狙いと、その採用理由がわかります
本記事ではイーウィヤ戦を通して、これらのことがわかるようになります。
新バトルシステムであるV2の特徴とあわせて、高難易度の戦い方というものが理解できるようになりますので、興味があればぜひ最後までご覧ください。
六龍討伐戦「翠」をマグナ編成で攻略する前に
本記事では六龍討伐戦「翠」コンテンツを無課金マグナで攻略します。
結論として、実際に安定した攻略を達成することができました。
しかし、その過程は非常に厳しく、イーウィヤの強さに頭を悩ませたのが事実です。
結局、本来であれば使いたくなかった強力なキャラを用いる選択をしました。
それだけイーウィヤは強い敵であるということです。
イーウィヤの特徴とその対策を解説します
先にイーウィヤ戦を通した結論です。
まとめ
- 敵の火力が高いため、HP回復手段やダメージカットが必要
- 敵のトリガー対策に必須なのはマウント。グラビティや幻影、スロウも有効
- 敵のトリガーは『かばう』でも対処可能
順番に解説していきましょう。
まずイーウィヤの特徴としては、
ポイント
- 通常攻撃が全体対象、40%以降は対象がランダム多段攻撃に
- グラビティが有効
- 特殊技の火力がえげつない
- トリガー技解除条件に複数回攻撃を要求してくる
というものがあります。
このようにデバフを入れた状態で通常攻撃だけで3000~4000ほどのダメージを負います。
なんらかの対策を取らない限りは序盤のうちに壊滅してしまう危険があります。
まずはとにもかくにもイーウィヤは火力が高い敵、という認識をしておきましょう。
超重要! 敵トリガー技の分類とその対策
イーウィヤを攻略する上で、もっとも重要な点としてはトリガー技の対象を把握することが挙げられます。
敵の攻撃対象
- 単体対象
- ランダム対象
- 全体対象
イーウィヤのトリガー技はこの3つが均等に存在し、それぞれ対応の仕方や対策が異なります。
それぞれ上から『単体』『ランダム』『全体』となっています。
攻撃の種類によって赤枠の囲みが異なるため、判別は比較的容易です。
では具体的に各トリガー技を分類し、有効な対策をご紹介していきましょう。
単体対象技
イーウィヤの代名詞ともいえる強力なトリガー技です。
それぞれHP85%、55%、30%と決まったタイミングで3度発動されるもので、ダメージや回避の有無にかかわらず、味方を即死させる非常に厄介なトリガー技となっています。
マウント+(かばう or ダメージカット or ガード or 幻影)
結論をいえば、上記の対策で解除条件を満たしていなくても完封することが可能です。
補足として、敵の攻撃対象が『単体』かつ『単発』である場合は『幻影』効果によってダメージを完全に回避することができます。
この仕様はイーウィヤ以外のバトルでも非常に有効なテクニックの1つですので、覚えておくと損はありません。
そして、この仕様を最大限活用したものが、
後述するこのドラゴニックウェポン『ドラゴニックハープ』になります。
ランダム対象技
敵が使用する頻度が高いのがこの2つのトリガー技です。いずれもランダム対象で解除条件はありません。
注意すべきは『ラブル』であり、味方の強化効果を消去してくるため、その後の戦闘に支障をきたしやすいです。
スロウで遅延するとすれば『ラブル』をキャンセルしたほうが比較的有利に戦いを運べます。
こちらはHP40%以降に追加される『フェザーメテオ』とHP15 %時点で発動する『竜の巣』です。
対策
- 全員ガード
- 『かばう』が有効
- 『竜の巣』に限ってはマウント+ガード+ダメージカットの併用が推奨
『竜の巣』については以下で少し詳しく解説しています。
『かばう』の有効性について
『かばう』を使用することにより、このようにターゲットを吸い込むことで、ダメージを最低限におさえることができます。
これにより全員がガードする必要がなくなり、戦闘をより安全にすすめることができます。
最も注意すべきは『竜の巣』です。
ガード無しで受けてしまった場合は、ほぼ確実にパーティーが壊滅するほどの超火力であり、
ガードのみでもそれなりのダメージを負います。
さらにここに付与される奥義ゲージ200%ダウンとアビリティ封印により、以降の対応が一気にきつくなるため、マウントや弱体耐性の増強は不可欠です。
HP15%付近ではこの『竜の巣』対策のためにアビリティの温存、もしくは黒麒麟の使用を念頭に置いておきましょう。
全体対象技
対策
- 基本的な対策はガードのみ
- 通常の『かばう』では対応できない。『全体かばう』が必要
- HPトリガーでなければスロウでの遅延が有効
対策と呼べる対策が非常に少ないのがこの全体攻撃です。
全体技は一般的な『かばう』では受け止めることができません。
唯一有効なのは全体攻撃を対象にした『かばう』なのですが、火属性における全体かばう持ちキャラは、
この2キャラのみと非常に希少なものとなっています。
そのため最も有効な回避方法は全員でのガード、もしくはスロウでの遅延、というのが一般的になってきます。
もし解除条件の複数回攻撃に対応するキャラをお持ちであれば、そちらで解除を狙っていくのがいいかもしれませんね。
最強トリガー技『マッハ3』を徹底対策 これで完封できます
マウントが必須です。ダメージカット、幻影、ガードのみでは即死を回避できません
先に結論を述べておきます。これだけ頭に入っていればマッハ3は怖くありません。
即死効果を安定して回避するためにはマウント、もしくは弱体耐性100%が必要です。
このようにダメージを100%カットしたとしても、
このように即死効果を回避することはできません。
補足として、即死効果がMISSとなるケースがありますが、その理由としてはアニラを編成に入れている、というのが原因だと思われます。
3アビ効果として弱体耐性が50%上昇するため、即死効果を受け付けないこともあります。
ただし50%ということもあり確実ではないため、アニラ頼みとなると事故のもととなるため注意が必要です。
マッハ3対策は必ずマウント、もしくはそれに準ずるものを用意しましょう
以上、イーウィヤの対策をまとめると、
まとめ
- 敵の火力が高いため、HP回復手段やダメージカットが必要
- 敵のトリガー対策に必須なのはマウント。グラビティや幻影、スロウも有効
- 敵のトリガーは『かばう』でも対処可能
以上になります。
これをふまえて、いよいよ火属性のキャラから攻略メンバーを選んでいきましょう。
火恒常キャラの選定、なぜにこのキャラ? その理由も公開します
キャラ編成、武器・召喚石は以上のようになります。
ポイント
- 両面マグナ5凸
- バハムート武器は5凸実装前の4凸状態(Lv150)
- 終末武器、限定キャラ、課金武器、アーカルム石サンなし
- マグナ2装備は筆者が集めきれていない
以上の点にご注意ください。
イーウィヤに特効なキャラ4選。強すぎて構想外です
最初にご紹介するのは、あまりに強すぎてイーウィヤ戦を考える上で勉強にならないキャラたちです。
正直、もう全部こいつでええやん。と言ってしまっていいくらいで、イーウィヤの対策としてこれ以上ない有効なキャラばかりです。
アテナ
ポイント
- 言わずと知れた永久サプチケおすすめ候補筆頭
- 古戦場から最高難易度コンテンツまで幅広く用いられる火の万能要因。
- 自動発動アビのパイオニア。イーウィヤが全体攻撃のため固有レベルはすぐにMAXに
- 2Tの40%カット、スロウ、暗闇(最終後はマウントと無敵)
- 2アビは攻撃回数や弱体回数稼ぎに最適。イーウィヤ絶対倒すマン
ゼタ
ポイント
- グラブル最弱候補から一転、調整と最終により火属性の要となった
- 条件をみたせばスロウ、ディスペルを2回発動
- 確定TA+追撃で攻撃回数稼ぎに適している。
- イーウィヤにおいては主に火力要因。攻撃回数やスロウ、ディスペルで貢献できる
タヴィーナ
ポイント
- バフがある限り2アビを連打できる攻撃回数に特化したキャラ
- 3T経過後は3アビが使用できるようになり1222232222というアビの連続発動が可能
- 1Tの合間に最大計33回ヒットが可能で、イーウィヤのトリガーを確実に解除できる
- マッハ3を筆頭に各種トリガー解除と攻防デバフ役を担う
エッセル
ポイント
- 3アビで10回攻撃と確定TA+追撃の計16回攻撃を達成できるなどアビリティに特化したキャラ
- 2アビと組み合わせることで敵のHPを一気に減らす動きが強力
- 限界超越によりさらにアビリティ性能が向上した
- アビダメによる貢献だけではなく、4アビ発動でのイーウィヤの40%以降を吹き飛ばす火力要因の役割も
以上のキャラは非常に強力なので、所持しているのであれば積極的に採用してみてもいいでしょう。
ただイーウィヤの特徴として、マウントやダメージカット、回復をバランスよく配置する必要があります。
強い順から並べていくと思わぬところではまったりすることもありますので、他の六龍以上にキャラとキャラとのかみ合わせをしっかり考える必要があります。
イーウィヤにはドラゴニックウェポン? その理由は?
「イーウィヤならドラゴニックウェポンが良いよ」
というアドバイスを聞いたことはありますでしょうか?
それがこのドラゴニックハープと呼ばれる楽器武器となります。
結論からいうと、この武器は非常に強力です。
万人が万人におすすめできるだけのパワーを持っていることは間違いありません。
その理由についてざっとまとめてみました。
ポイント
- スキルはEx進境スキル。4凸後は防御アップスキルを獲得できる
- 火力の終末武器、防御のドラゴニックウェポンという位置づけ
- 奥義効果である幻影がイーウィヤのマッハ3に効果的な点が評価されている
- 同じく奥義効果の再生効果もHP回復が必要なイーウィヤ戦においては有効
- 奥義効果、防御性能の向上、長期戦における進境スキルの優位性、この3点が評価ポイント
進境スキルはターンが経過するごとに数%ずつ対応する攻刃量が増えていくスキルのことです。
つまりターンが経過すればするほど火力が増していくスキルであり、中長期戦となりがちな六龍戦とも相性がいいということになります。
所持しているスキルや奥義効果などがすべてイーウィヤにおいて有利に働く、という点からこのドラゴニックウェポンは対イーウィヤにオススメされるというわけです。
さらに装備できるランバージャックがさらに長期戦や高難易度向けなジョブであることから、どこまでいっても相性が抜群な武器となっています。
素材の重さこそありますが、作成する意味や価値は十分にあると筆者も感じます。
最低でも4凸さえしておけば、パーティーを助けてくれる強力な武器となるでしょう。
攻略メンバーの選定。ランバージャック+『かばう』軸
ポイント
- サテュロスの毎ターン発動可能な『かばう』を中心とした守りの編成
- トリガーは一切解除しない。そのため攻撃回数系のキャラが未採用となる
- ランバージャック+アンスリアの回避によるHP回復&防御バフ
- ジークフリートの3アビによる疑似マウント、2アビのダメージカット
- 事故要因としてのサブ配置。サテュロスと同じく『かばう』を連打できるアギエルバ
- 終盤の攻撃回数をクリアすることで最後の押し込みを担うユエル
まず真っ先にトリガーを解除しないことを決めました。
無理に回数系のキャラクターを配置するとHP回復が足りなくなりジリ貧となるケースがあったからです。
しかしトリガーをすべてガードで受けたとしてもいずれ力尽きてしまいます。
そのため、
- トリガーは可能なものはすべて『かばう』で受ける
- 『かばう』キャラの最適は? ⇒ サテュロス
- 回復が足りない ⇒ サテュロス&アンスリア
- マウントが足りない ⇒ 主人公ランバージャック
- まだマウントが足りない ⇒ ジークフリート
このような考え方でキャラを選定しました。
主人公をセージにしたり、マギサを候補にしても良かったと思いました
ランバージャック
ポイント
- グラビティによる遅延
- 安らぎの木もれ日によるクリア&マウント効果
- 木もれ日3回目の発動はマッハ3発動のタイミングに合わせること
- 落葉焚きによる味方全体強化、火力増強
アンスリア
ポイント
- 調整後は火属性ルシソロのスタメンに抜擢されるほどの強力なキャラに
- 回避を成功させることで味方を回復・強化する性能
- 1アビがすべてであり、アビ構成がすべて1アビにつながるようにできている
- とにかく避けるキャラとなっており、実質毎ターンごとに自動回復してくれるキャラ
- 本編成でもその回避力で味方への防御バフとHP回復を担ってくれた
サテュロス
ポイント
- 本編成の要。アビリティの本質は2と3アビ
- 敵の特殊技発動ごとに2アビが自動発動し、3アビが復活する。実質無限『かばう』
- 独自バフ『トゥインクル』があれば2アビが全体回復アビリティとなる
- もう1つのサポアビにより常時風ダメージカットが20%付与されている
- トリガーによって付与されるデバフは効果が3Tであり、2アビの効果でその効果時間は1Tに限定できる
イーウィヤのトリガーに合わせて『かばう』を発動すれば、3アビが即時使用できるようになります。
このかみ合わせから、実質無限に『かばう』を発動できるキャラに変貌します。
さらに2アビも自動発動することから、敵が発動するデバフも最低限のターン数で消去できるという特性まで持っています。
使ってみてはじめてその強さがわかるキャラです。
ジークフリート
ポイント
- 足りないマウントを補助してくれる役回り
- もともとの火力が高い上、アビ構成がサポートに偏っているという万能キャラ
- 3アビの弱体耐性は100%。つまり5Tの間消去されないマウントである
- 2アビの70%カットは2T持続し、風鞄石やサテュロスのダメージカットと組み合わせ可能
特筆すべきは3アビの弱体耐性100%です。これによりマッハ3の即死効果を防ぐことが可能です。
安らぎの木もれ日のみでは85%トリガーのマッハ3に間に合わないため、この3アビを疑似マウントとして採用しました。
後半40%以降の攻撃や15%の竜の巣対策としてもこの3アビは非常に有効です。
アギエルバ
ポイント
- フロントの事故のカバーとして採用
- サテュロスには及ばないものの『かばう』の連続使用が可能
- 奥義でのブロック効果やガッツ効果も持ち合わせており生存能力が高い
ユエル
ポイント
- フロントメンバーが壊滅に近い被害を受けた際、最後の押し込みとして使用できるキャラ
- 40%以降のトリガー技を緊急的に解除する目的で採用
- 味方全体へのサポート能力が強力で、一気にダメージを稼ぐことができる
まとめ
まとめ
- 敵の火力が高いため、HP回復手段やダメージカットが必要
- 敵のトリガー対策に必須なのはマウント。グラビティや幻影、スロウも有効
- 敵のトリガーは『かばう』でも対処可能
- 上記の条件を満たすキャラを選択。選ぶ際はお互いの足りない部分を補うような選定がいい
いかがだったでしょうか。
敵の特徴をしっかり確認しながら、それにうまく対応できるキャラを軸にして、そこに足りないものを順次補足していく。
編成を選ぶときはどうしても最適解を求めてしまいがちですが、手持ちでなんとかしたいという際にはぜひこの考え方を試してみてください。
基本的な考え方は、その後のマルチバトル攻略にも活かしていけると思いますよ。
それでは次の記事でまたお会いしましょう。