今回はドラゴニックウェポンについて解説する記事となります。
2020/03に実装されたドラゴニックウェポンですが、いまいちその強さがピンと来ていないという人は多いのかもしれません。
こんな疑問ありませんか
- ドラゴニックウェポンってどこで使うの?
- ドラゴニックウェポンの強さがわからない
- そもそも終末5凸があればドラポンはいらないんじゃないの?
今回はこのような疑問がすぱっと解決します。
「ドラポン強いよ、とりあえず火と土がいいよ」
唐突にこんなアドバイスをして去っていく心優しいヤンキーみたいな人を結構みかけるのですが、
いやいやいや、ドラポンってなんすか。いきなりそんなこといわれましても…。
貴重なエレメントをつかってまでドラポンとかいうよくわかんない武器を取れっていうのも…。
となった経験はありませんでしょうか?
そういう方々に向けて、わたしなりの結論をいいますと、
ドラゴニックウェポンは強いですよ。特に火と土が強いんですよ
となります。
そういうアドバイスをして去っていく心優しい人は、ヤンキーかはともかくとして正しいことをいっています。間違っていないのです。
どれくらい強いかといいますと、
最高難易度コンテンツ、スーパーアルティメットバハムートを討伐した際の編成にドラゴニックウェポンが入っています。
筆者は終末武器を12本すべて5凸しておりますが、その終末武器を差し置いてまでドラポンを編成入りさせたのは理由があります。
読めばこれがわかります
- ドラゴニックウェポンがどういう武器なのかがわかる
- ドラポンと終末武器の使い分けができる
- ドラポンを作るときの考えや実際のプレイスタイルがわかる
終末武器5凸にはない、独自の強みがドラゴニックウェポンにはあります。
ドラポンを作るべき3つの理由
- 高難易度に挑む敷居が下がる
- フルオートが成功する確率が増える
- むしろドラゴニックウェポンが特効となることもある
状況によっては終末5凸すら凌駕するポテンシャルについて、これからこの3つの視点を軸に解説していきましょう。
Contents
ドラゴニックウェポンは強いしオススメできます
まずはドラゴニックウェポンがどんなものかをざっくり3つにまとめてみました。
ポイント
- 長期戦・フルオート向けの武器。ターン進行時に徐々に火力が高まっていくスキルがある
- 防御性能が高い。装備するだけで被ダメージを抑えられる。この点は終末武器にはない強み
- アイテムを使用することで神石とマグナ、どちらにも使い回せる
ドラゴニックウェポンはもともと終末5凸ができない人向けに設計された武器シリーズです。
スキルは3つ搭載されており、スキル2つ目と3つ目が上限解放により開放されていきます。
その大きな特徴は防御に秀でていることで、おもに高難易度コンテンツや古戦場150HELLのボスに用いられることが多いです。
この強い部分をもう少し詳しくみていきましょう。
進境スキルによって長期戦になればなるほど強くなる
ドラゴニックウェポン第1スキルがこの経過ターンによってEx攻刃があがる、というものです。
スキルLvが最大の20だった場合、効果値は13Tで最大値となります。
つまりドラゴニックウェポンは13T以上かかる戦闘において最大限の力を発揮するというわけです。
長期戦やフルオートに強い、という理由はこういった面から来ています
4凸で防御性能が向上するスキルが付与できます
武器を4凸、150Lvまで強化すると、第2スキルが開放されます。
これはトレジャー交換で『テルマ』というアイテムを入手することでスキルを付与することができます。
スキルは2つあり『各属性ダメージ軽減』と『防御力上昇』です。
属性ダメージ軽減
防御力UP
これらの数値もドラポンのスキルレベルに依存しており、
効果量
〇スキルレベル20の場合
- 属性ダメージ軽減:30%
- 防御力UP:20%
という数値となります。
この防御性能は終末武器にはない大きな強みで、これにより敵からの被ダメージを減少させ、攻略を安定化させることが可能です。
この性能のおかげでドラゴニックウェポンの優先度が終末武器を上回ることがあります
5凸でHPと火力が上昇。マグナと神石の切り替えが可能
5凸まで上限解放し、Lv200まで強化を済ませると第3スキルを取得することができます。
このスキルに関しては終末武器4凸と同様の『神威(大)』が付与されるという認識で大丈夫です。
注目な点として、マグナと神石どちらの加護にも対応しているということで、自身が編成しているタイプによって切り替えが可能です。
そのため神石へ移行したからといって装備そのものを一から作り直す必要がありません。
ドラゴニックウェポンがオススメなのは高難易度に挑むときです
以上のことだけでも、筆者からすればめちゃくちゃ有能な武器に思えるのですが、ぶっちゃけると正直地味な武器シリーズでもあります。
高難易度やフルオートで強い!というのは結論なのですが、
裏を返してしまえば、要は使う場所が局所的ともいえるのです。
ドラポンのここが地味!
- 普段の日課ではあまり使用しない
- 『天破の祈り』実装や勲章交換機能で終末5凸が格段にしやすくなった
- そもそも高難易度への興味がない人向けではない
実装当初はこれを入手・強化することで当時の最高難易度コンテンツであったルシファーHardに挑んでほしい、という運営サイドの意図がありました。
終末4凸 ⇒ ドラゴニックウェポン5凸 ⇒ 終末5凸
このような流れは当時の理想的な強化スケジュールだったと思います。
ただし現在は勲章でのアイテム交換や『天破の祈り』実装で終末5凸の作成難易度が大幅に下がっています。
ぶっちゃけ終末武器だけでいいんじゃない?
こういう声が聞こえてきてもまったく不思議ではありません。
それでもドラゴニックウェポンは作るべきだと筆者は思います。
高難易度・フルオートでドラポンが強い理由は3つ
ドラポンを作るべき3つの理由
- 高難易度に挑む敷居が下がる
- フルオートが成功する確率が増える
- むしろドラゴニックウェポンが特効となることもある
その理由が以上の3つです。この根拠を順番にお話しします
高難易度に挑む敷居が下がる
あなたが思う高難易度コンテンツとはどこでしょうか。
ドラポンはそのコンテンツへ挑む足掛かりとなってくれます。
この高難易度という分類はルシやベリアルといった超高難易度コンテンツのことではありません。
人によってはマグナⅡであったり、六龍HLだったりするかもしれません。
ちょっと勝てないんだよなあ
まだフルオートできる状況ではないよなあ
こう思っているマルチバトルはありませんでしょうか?
装備強化のためにいずれは挑戦しなければいけないものとわかっていても、なかなかフルオートでだらだら消化するまでにはいたらない。
あと少し、という状況にドラゴニックウェポンはばっちりはまります。
防御性能の向上による被ダメージ減少効果が、そんな悩みを吹き飛ばしてくれることがあるのです。
最近の筆者が感じたことなのですが、
世界最速でスパバハを倒した武器編成の中にドラポンがあった
この事実が、ドラポンが高難易度コンテンツにおいてとても有能である、という証明になったのではと感じています。
フルオートの成功率が上がる
なんでもかんでもフルオートでだらだら流す。ということは簡単なようで実は難しかったりします。
しかし筆者は『フルオートで完走できる』ことはグラブルをプレイするなかで結構重要なことだと思っています。
理由は救援の有無が気にならなくなるからです
もし挑戦するマルチでフルオートが安定しないのであれば、そのマルチの成功率は他者が救援に来てくれるかどうかに委ねられてしまいます。
そんなマルチを日課にできますか?といわれるとなかなかに抵抗があると思います。
ソロでフルオートが完走できるのであれば、救援の有無はほとんど関係がありません。
むしろ救援に来ていただければ、それだけ討伐時間の短縮となり、さらに日課の回転がよくなるというメリットもあります。
この考えは古戦場でも重要で、
古戦場150HELLをフルオートできれば、個人貢献度における最高報酬を狙える
こういった目標を立てることも可能になってきます。
筆者も古戦場に挑む際、古戦場150HELLをフルオートすると目標を立て、各属性のドラゴニックウェポン作成を目指した経緯があります。
終末5凸武器では逆に完走できる自信がなかったのです
ドラゴニックウェポンが特効となる敵がいる
ドラゴニックウェポンだけでそんな劇的に変わるの?という疑問にもお答えします。
ドラゴニックウェポンの中で特に作成をオススメされるのが、
火属性のドラゴニックハープです。
その理由は防御力の高さもありますが、最も注目されているのが奥義効果(幻影・再生)となります。
フルオートで活躍するマルチ
- ティアマト・マリスHL
- イーウィヤHL
武器種が楽器ということもあり、フルオート・高難易度ご用達のランバージャックとの相性が抜群です。
奥義の幻影効果によって、敵の強力な特殊技を完封してくれることもあり、フルオートの安定性をとてつもなく高めてくれる組み合わせとなります。
そんなドラゴニックハープと双璧をなすオススメが、
土属性のドラゴニックボウになります。
こちらの奥義効果も非常に強力で、味方の連撃率と追撃によって手数を増やす効果があります。
これにより、六龍シリーズ以降のバトルシステムV2と相性がいいです。
主にロビンフッドのメイン武器候補として活躍してくれます。
特にV2においては『○○回攻撃』や『〇〇ダメージ』といった予兆が解除しやすくなるというメリットがあります。
また土属性は十賢者カイムの存在によりさらに防御性能を高められるため、マグナ編成での高難易度挑戦がしやすい属性です。
筆者もいくつかマグナ編成での高難易度コンテンツに挑戦しているため、もし興味があれば以下も参照してみてください。
【グラブル】『混沌の再来・後編』を土マグナ無課金+α編成で攻略【ベルゼバブ】
【グラブル】土マグナ無課金装備で楽園崩壊(ベリアルHL用)攻略解説
他属性のドラゴニックウェポンも強力ですが、奥義効果やジョブといった相性を絡めると特にこの2種類の優先度が高いです。
もちろん他の属性のドラポンは使い道がないというわけではなく、アルバハHLやフェディエルHLのフルオートなどしっかりとした使い道があります。
作成優先度としては直近古戦場の属性がオススメですが、期間を問わないのであれば最優先は火、ついで土だと思います。
筆者がドラゴニックウェポンを使うときは火力を捨てるときです
ここからは実際にドラゴニックウェポンを採用する際の考え方についてお話していきます。
筆者は火力や速度が必要ないと判断した戦闘にドラゴニックウェポンを採用します。
高難易度というものを、ここでは自分にとっての『ちょっと挑戦しにくい戦闘』と定義しますが、
高難易度に挑むとき
- 自分の火力のことは忘れる ⇒ HPや守りを意識しないと壊滅する
- 敵の行動パターンを見る ⇒ トリガーの解除条件を確認する
- 慣れてきたら序盤の動きをある程度パターン化する
だいたいこのように意識して編成を組みます。
その後、慣れてくることもあり、徐々に徐々に編成が火力に寄っていく傾向があります。
これは試行回数を重ねることにより注意すべきポイントがわかってくるからですね。
その後、終末5凸にその出番を譲るわけなのですが、この段階にいたるまで、筆者はドラゴニックウェポンを編成に採用していることが多いです。
フルオートにおいても同様のことがいえると思います。
こちらはウィルナスHLのフルオート編成ですが、筆者はドラポンを差しっぱなしにしています。それは終末5凸を採用したときに完走に失敗した経験があるからです。
フルオートなんですから、速度よりも重視するべきは安定です。というわけでこの編成にはドラゴニックウェポンが刺さったままになっている、というわけですね。
さいごに
まとめ
- ドラゴニックウェポンは高難易度コンテンツの安定化に有効
- 短期周回、速度を求める時は終末5凸に出番を譲るが、不要になることはない
- フルオートの安定化にも役に立つ。完走できる、は日課の促進にもつながります
- 作成するなら火と土がオススメ。直近の古戦場属性も視野に入れましょう
今回は単純な強さからは少し視点を変えたテクニカルな武器をご紹介しました。
火力を一気に底上げさせるものとは異なり、パーティーの安定感、耐久力を高めるといった守りの武器がドラゴニックウェポンです。
一見地味に見えますが、グラブルをプレイする中で1つの壁を越えられる、新しいことに挑戦できるといった裾野を広げる可能性を持った武器になっています。
終末5凸と比べると、その作成手順や素材量はおとなしい部類とはされています。
ですが大量のエレメントや属性鱗といったものはがっつり要求されますので、これらの素材も焦らずコツコツと集めていってくださいね。
本日の記事は以上となります。